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テストピース 第二段

先週末はテストピースを40個。一つの釉薬のテストピースは4個ですから、10個の釉薬のテストピース。

Gilbert White (1)

長石    40
石灰    20
カオリン  38
木灰    15
酸化銅   0.1

Gilbert White (2)

長石    40
石灰    20
カオリン  38
木灰    20

Gilbert Whiteは磁器向きの白い釉薬。酸化銅0.1で薄い青色がでると。合成木灰を使ったのでどうでるかな? (The Complete Potter's Companionより)

Mac Celadon

長石    40
石灰    20
珪石    30
カオリン  10
酸化錫   0.75
酸化1鉄  1

基本的な青磁釉。Celadon=青磁。でも写真で見ているとうっすらとした透明磁器釉に。出来上がりはどうかな?(The Ceramic Glaze Handbookより)

Reitz Green

長石    70
ペタライト 15
石灰     5
ガイロメ   8
ルチ-ル  2
コバルト   1

チタン(ルチ-ル)を使って渋い緑がでるかな?元々のレシピにはGerstley Borateと言う日本では手に入らない(アメリカでも手に入りにくくなった原料)が少し使われていたので結果がどうでるか? (The Complete Guilde to High-Fire Glazesより)

Bryanston

長石    50
珪石    18
カオリン  10
ガイロメ   9
石灰     8
タルク    5

Bryanston with FEO

長石    50
珪石    18
カオリン  10
ガイロメ   9
石灰     8
タルク    5
酸化1鉄   2

鉄入りの方は還元で”Smokey Green"、鉄なしは酸化で白い釉薬。貫入をはっきりさせると面白い釉薬だと。 (The Complete Potter's Guideより)

BNO

長石    50
カオリン  35
ドルマイト 20
珪石    10
石灰     5

マット系の白い釉薬。濃く掛ける釉薬。酸化鉄や酸化錫を足すと綺麗にでるベースの釉薬。次回これを。食器類にもってこいの釉薬と。(The Compete Potter's Guide)

Plum

長石      48
カオリン    12
珪石       4
石灰      30
酸化錫      5
酸化クロム  0.1
酸化コバルト 0.25

この釉薬は2回目。赤紫色の釉薬になると思っていたのが、濃い紫色に。なすび色? 今回はコバルトを0.25に対してクロムを0.1、0.2、0.3としてどう変わるかを見ることに。ただ、クロムもコバルトも20gの量に対して微量なので正確性は乏しいような。気に入った色が出たら、1kgからコバルト0.25に対して0.1のクロムを作ってテストピースを一つ作ってそこから微調整を考えています。 (The Ceramic Glaze Handbookより)

基本的に基礎釉薬に酸化物を足して… だから結果次第で違う酸化物も足していって面白い結果がでればと思っています。

今月は本職が忙しかったのでブログの投稿回数が減ってしまいました。まだ、調合したテストピース用釉薬もあるので、素焼きが出来次第もっとテストピースをつくらないと!
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by MikeRosstky | 2005-02-28 22:11 | 釉薬

透明釉を知り尽くす

つくる陶磁朗 29号のメインの記事。12月26日発行なんだけど、なぜか昨日まで買ってなかった。28号があまりにもよくなかったからかな?なぜか目に止まってなかった。

29号はすばらしい。複数の視点から釉薬について述べている。大西政太郎さんの透明釉講座の内容を読んで、今までわかったと思っていた事がほんとにわかったと。

釉薬について理解したい人にぜひお勧めする29号です。

2週間前に200個近いテストピースを作成。そのうちの40個が昨日素焼きからでてきたと。今週末はテストピースに釉薬を。新しい釉薬のレシピは後日発表。
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by MikeRosstky | 2005-02-23 23:04 | 作陶

Giffin Grip Pottery Triming Chuck

またつまらない物を斬ってしまった… 石川五右衛門

またつまらないツールを買ってしまった… このブログの作者

http://giffingrip.com/ のGiffin Gripという削りに使うロクロツールが今日届いた。 家に帰って早速組み立てて、いろんな器を載せてみた。結構しっかりと支えてくれるようだ。今週末、削りが少しあるので使って見ることに。

でもまだ月曜日…

GriffinGripのウェブサイトから下記の写真をリンク。


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by MikeRosstky | 2005-02-14 22:25 | 作陶

薪窯用の釉薬

3月17日から陶芸教室で登り窯と穴窯で焼く企画があります。先月から私を含めてみんな作品を作ってます。初めてなのでわくわく。登り窯では塩釉も試せるので塩釉の本を買ってリサーチを。(購入した本はリンクを見てね。結構塩釉の本は気に入ってます。)

先日酉福ギャラリーの奥にある本屋さんで”Ceramic Techincal"と言うオーストラリアの雑誌を購入。この中に"Slips, Glazes and Linig Woodfiring"と題して、Tony Nankervisさんの薪窯についてどのような釉薬を使っているか、その情報はどこから来たのかなどが書かれています。

記事は面白く、失敗から見出した釉薬について書かれています:

生徒に雑誌の記事に書かれている釉薬を試してみようと指示を行った。使うはずの釉薬は:

JR Blaze

Nepheline Synite  29.2 (長石の一種)
Dacite Ash       29.2
Alumina          29.2
Bentonite         4.0
Spodumene        8.8

生徒はDacite Ash (噴火灰の一種)がなかったので代用を計算せず、その材料を抜かして釉薬を作った。結果がすごく良かったと。

この釉薬を再現しようとしたTony Nankervisさんは間違えを重ねて、Spodumeneの変わりにKaolinを8.8入れて焼いてしまった。結果がまた良かった。

TN Blaze

Nepheline Synite  29.2 
Alumina          29.2
Bentonite         4.0
Kaolin         8.8
Salt 5.0 (塩についてはなにも書かれていない)

この釉薬をベースに、割合を100にもっていく為に長石を増やしたり、ぺタライトを加えたりしているそうです。写真はいくつかあるのですが、志野系の表面ですがひび割れやちじれが結構ある表面です。Tony Nankervisさんの場合は12トンの木材を5日間かけて1300度以上の高温で焼くのが楽しみだそうです。結果は色々。でも高温の中で(夏は30度を越える環境で)長時間働いた後出てくる作品が生きがいだとか。特に緋色にたいしてこだわりがあるそうです。

今回の薪窯には間に合わないと思うけど、次回までには電気窯でテストしてみて、上記の釉薬をベースに面白い釉薬が作れればと思います。
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by MikeRosstky | 2005-02-13 23:13 | 釉薬

長江 重和新作展

昨日、東京青山にある酉福ギャラリーで長江重和さんの新作展 http://www.yufuku.net/yufuku-gallery/index.html を見てきました。たまたま、青山のお客様の所に行く前に時間があったので酉福ギャラリーによってみました。このギャラリーは日曜日やっていないので、なかなか行く機会がないので、チャンスとばかりと!

長江さんと少し話すこともできました。鋳込み技法を作って四角い箱を傾けたようなフォルムを作り、それを本焼きの時にいくつかのポイントで支えてデフォルムした白磁の作品。すごく綺麗でした。

またギャラリーの隣に陶芸専門の本屋さんもあるので、そこで海外からの陶芸雑誌をいくつか購入。宿題も増えた充実した一日に。

その後行ったお客様からも良い手ごたえ。最高の一日に!

週末の陶芸、がんばらないと!!

下記はwww.yufuku.netよりリンクでもって来た新作展のDMです。

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by MikeRosstky | 2005-02-05 00:02 | イベント